木更津キャッツアイ [TBS系]
<キャスト>
岡田准一 櫻井翔 岡田義徳 佐藤隆太 塚本高史
酒井若菜 阿部サダヲ 山口智充 薬師丸ひろ子 古田新太 小日向文世
<脚本>
宮藤官九郎
<プロデューサー>
磯山晶
<演出>
金子文紀 片山修 宮藤官九郎
<主題歌>
嵐「a Day in Our Life」
<概要>
演劇、映画、テレビをまたにかけて活躍する宮藤官九郎が脚本を書き下ろした、破天荒なのにたまらなくリリカルな青春群像劇。
TBS系で2002年1月18日から2002年3月15日、毎週金曜22時から1時間放送していた日本のテレビドラマ。全9回。
当初は実験的なドラマでもあった。1話を野球のゲームに例え、表と裏に分け本編ストーリーの裏で何があったかを巻き戻して説明したり、「30P」という特殊カメラを利用したこと、哀川翔や氣志團などを実名の役で登場させるなど、さまざまな工夫を凝らした。
平均視聴率は10.1%と低迷したが、ビデオ化した後人気が沸騰、DVD販売数が50万セットを超える大ヒット。映画化に繋がった。
<ストーリー>
高校球児のぶっさん(岡田准一)は、末期がんで余命半年の宣告を受ける。残された人生を悔いなく生きるために一大決心したぶっさんは、地元の野球チームのメンバーたちと怪盗団「キャッツアイ」を結成し、夜な夜な世のため人のため、木更津の街に繰り出すのだった…。
ぶっさんの命のタイムリミットという伏線が、暴走的な空騒ぎやハイパーな血なまぐさい抗争までもひたすら叙情的に映す。死について語りながら、みじんの暗さも感じさせない爽快感はこのドラマ最大の魅力。時間の巻き戻しや早送りを効果的に使ったストーリーテリングにも、計算されつくされたうまさが光る。
<まとめ>
この物悲しい雰囲気、このドラマにしか出せない味、とても貴重なものだと思います。
そんな雰囲気の中、毎回疲れるくらいの爆笑を提供してくれるのが素晴らしい。何度見ても笑えるのもすごい。
張り巡らされた複線はとても巧妙で、前のシーンをもう一度見たくなるという魅力もあります。
友情愛、死へのカウントダウン、巧妙なストーリー・・・この一作に膨大な魅力が詰まっています。
明らかにクドカン作品ナンバー1でしょう。
ちょっとぶっさんを長く生かしすぎな感もあったかな、映画も面白かったけどね。ただテレビシリーズが一番面白いと思っていますね。
ぼくが一番いいな~と思うのは、小日向文代の微妙な表情の演技と哀川翔の存在、そして木更津の町です。
みんなも木更津パワーにやられちゃってください、見てないともったいないぞ。
<受賞>
ドラマアカデミー賞
脚本賞 宮藤官九郎
キャスティング賞
監督賞
タイトルバック賞
木更津市市民栄誉賞
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