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世界で一番熱い夏 [TBS系]


世界で一番熱い夏(1)

世界で一番熱い夏(1)

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: VHS




<キャスト>
岸谷五朗 和久井映見 原沙知絵 風間俊介 柳沢慎吾 鈴木史朗 田中邦衛 山下真司 小野武彦 古手川祐子

<脚本>
都築浩

<演出>
福澤克雄

<主題歌>
COLOR「翼がなくても」

<概要>
TBS系列で2001年7月6日 - 9月14日に金曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマ。平均視聴率9.8%。

<ストーリー>
神大輔は敬愛する政治家・東城勇志の下で秘書を務めていた。だがある日、大輔は東城に贈収賄事件の濡れ衣を着せられてしまう。警察に追われる大輔はホームレスの世界に身を寄せながら、自分の無実を証明しようと奮闘し、大輔の妻・未来子はひたすら大輔を信じ待ち続ける。

<まとめ>
ドラマで政治の世界を描くのはやっぱり難しいのかと思う。最近放送された『CHANGE』も演出で勝負している部分があって、ストーリーとか中身は二の次だったしなぁ。がちがちの堅い話になると視聴者も離れがちになっちゃうしね。難しい難しい・・・
そんな中でこのドラマは政治の黒い部分や核心を突いたいいドラマだったと思います。こういう硬派なドラマは最近無いね、硬派過ぎて視聴率も悪かったみたいだけど・・・
硬派だって言ってるけど、多少マンガっぽいとこも多かったし(絶対つかまるだろうとか笑)

家族とか仲間の絆、もちろん政治の話もしっかり描かれている。はらはらなストーリーもあいまって面白さは倍増、もっと話題になってもいいと思うんだけどいまいちだったのはドラマと政治というものがかけ離れているからなあ。
政治をドラマにするのは難しいかもしれないし、今後も少ないとは思うけど。このドラマのように硬派に社会に切り込むような作品が見たいですね。

あとこういう泥臭い演技は岸谷五朗しかできない、最近見ないけどどうしちゃったんでしょうか?

夢のカリフォルニア [TBS系]


夢のカリフォルニア DVD-BOX

夢のカリフォルニア DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD




<キャスト>
堂本剛 柴咲コウ 国仲涼子 田辺誠一 野村宏伸 宮藤官九郎 余貴美子 岸部一徳

<脚本>
岡田惠和

<演出>
土井裕泰 三城真一 平野俊一

<主題歌>
堂本剛 「街」


<概要>
TBS系列で2002年4月12日から6月28日まで放送されたテレビドラマである。主演は堂本剛。全11話。平均視聴率8.9%。
それぞれの青春の傷跡を引きずりながらも、生きていくことの意義を見出そうとする若者3人の姿を描いた青春ドラマ。非エリートである若者たちの小市民的な苦悩と、煮えきれない日常の中に必死に希望の光を見出そうとする青春模様には、脚本家・岡田惠和の『ふぞろいの林檎たち』へのオマージュがこめられている。三者三様の痛々しく葛藤するあり様を、堂本剛、柴咲コウ、国仲涼子が好演。


<ストーリー>
三流大学に通う目立たない性格の終(堂本剛)、いじめられっ子の反動でモデルになった琴美(柴咲コウ)、昔はアイドル的存在もその後の人生は失敗続きの恵子(国仲涼子)。中学時代にはほとんど接点のなかった3人は、出席した同窓会で思わぬ事件に遭遇したことをきっかけに、事あるごとに集まってはお互いの心の中の思いを語り合うようになる。


<まとめ>
視聴率も振るわない、内容が重たすぎるとの酷評。あまり前評判がよすぎてがっかりみたいな印象が強いドラマです。ただ僕は大好きなドラマの一つです。
すべてにおいてエリートな人間はほとんどいない、ただ1度きりの人生なんだから大きな事をしたい。しかしそれも難しく、流されるように人生は過ぎていくものだ。 「この先、いいことあるのかな?」 といって終達の中学の同級生である樋口は3人の前で自分から命を絶った。
こんなに深刻ではないけど、大学生から社会人になるこの時期はそういう将来への不安とか自分ってなんだろうといったネガティブな気持ちが心の片隅に常にあったりしますよね。そういった若者の微妙な気持ちがうまく描けていると思います。
主人公の3人、特に堂本剛演じる終の普通っぽさというか小市民的な部分に共感できることが多かったです。
さらにこのドラマでは日常のささいな幸せもうまく描かれていると思います。終の家族3人は好演でした、特に兄役の宮藤官九郎は熱演でした。
主人公3人が決して恋愛関係にならないところもリアルで良かったと思います。説明はしにくいけどこのドラマは、現実離れしてるけどどこか現実的で、リアルではないけどなんかリアルな微妙な雰囲気がいい。重くてどこかさびしいけどゆったりとした空気の流れ方が心地よかったです。

重い話が嫌いな人はダメだと思います、展開が無くだらだら進む話が嫌いな人もダメです。
重い話が大丈夫で、夕方みたいな静かでうら寂しい雰囲気が好きな人には最高のドラマだと思います。

なんていうか、こんな3人もいいね!

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恋ノチカラ [フジテレビ系]

恋ノチカラ4巻セット

恋ノチカラ4巻セット

  • 出版社/メーカー: フジテレビ
  • 発売日: 2002/07/26
  • メディア: DVD


<キャスト>
深津絵里 堤真一 矢田亜希子 坂口憲二 西村雅彦 児玉清

<脚本>
相沢友子

<演出>
若松節朗 村上正典 村谷嘉則

<主題歌>
小田和正 「キラキラ」

<概要>
フジテレビ系列で、2002年1月10日から2002年3月21日まで放送された、全11回のテレビドラマ。 平均視聴率は16.9%、最高視聴率は初回の20.6%。
30代の女性が転職を機に、諦めかけていた仕事・恋愛を取り戻すストーリー。深津絵里と堤真一の自然体でコミカルな演技が魅力的なドラマである。キャストの持ち味が最大限に引き出されている秀作。深津絵里ファンは必見である。

<ストーリー>
恋に仕事にすべてが可能だと信じて疑わなかった20代が過ぎ、30歳を迎えて夢見ることから卒業しようと心に誓っていた籐子(深津絵里)。そんな30代的倦怠真っただ中のヒロインが、転職をきっかけに再び夢に向かって奮闘する姿を描いたハートフル・ラブ・コメディ。広告代理店につとめるしがないOLの籐子は、昔憧れていた同じ会社の貫井(堤真一)が独立して作った新会社に引き抜かれることになり、有頂天になるのだが、実は人違いなのだった。

<まとめ>
いつ見ても何度見ても面白いと思ってしまう。ドラマの素晴しさと深津絵里の魅力である。
恋愛だけ見るととても単純でひねりはなし、これだけではドラマにならないと思う。しかしこれが30歳OLが演じるとここまで雰囲気が変わるのか。
かなり年上の恋愛だがなんとなく共感が持てるのはこういうこと、高校生みたいな恋愛をOLが演じている。そこが素晴しい、とっても面白い。

西村雅彦の存在感はさすが、ドラマの雰囲気を締まらせる。周りの役者さん全ていい味、坂口健二が少し下手なだけ。

個人的な見解ではあるが、自分はドラマには「リアルな恋愛」より「物語的なベタさ」を求める人間なので。「恋ノチカラ」と同じスタッフ似たキャストの「やまとなでしこ」の方が好きです。これはあくまでも個人的な話。


精霊流し~あなたを忘れない~ [NHK]

精霊流し (幻冬舎文庫)

精霊流し (幻冬舎文庫)

  • 作者: さだ まさし
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫


<キャスト>
坂口憲二 新山千春 中村俊介 滝沢沙織 根津甚八 風吹ジュン 佐野史郎

<原作>
さだまさし

<脚本>
市川森一

<演出>
中山秀一

<主題歌>
さだまさし「精霊流し」

<概要>
NHKで2002年11月11日から12月5日まで放送されたテレビドラマ。さだまさしの自伝的小説『精霊流し』が原作。平均視聴率は7.1%。

<ストーリー>
1982年、夏。シンガーソングライターの櫻井雅彦(坂口憲二)は、盆祭りの「精霊船」を引くため、長崎に帰郷した。雅彦のよき理解者だった叔母の節子(風吹ジュン)の新盆である。祭りの前に雑誌の取材を受けた雅彦は、少年時代から青春の日の忘れられない人々に思いをはせる。生き急いだ従兄弟の春人(中村俊介)、春人の恋人で、雅彦の初恋の人・木下徳恵(滝沢沙織)、バイオリンのライバル岸田涼子(新山千春)。そして雅彦と涼子には、哀しい恋の物語があった。

<概要>
さだまさしの過去暗すぎ!!と・・・
見ていてとてもいたたまれない気分になります、あまりにも不幸すぎてちょっとわらけてきます。
もういいだろ神様!さだが何をした?
という感じ、ただ面白いんだこのドラマ、他人の不幸は密の味・・・とは違うと思うけど

特に佐野史郎がギャンブルにハマってどんどんまともさを失ってくあたり、暗すぎるけどドラマとしては最高です。
映画の精霊流しより好きかな。

滝沢沙織がむかつきすぎていまだにあまり好きになれない、そのくらい深く心に突き刺さるドラマでした。

暗いドラマ嫌いな人は絶対だめだね。


木更津キャッツアイ [TBS系]

木更津キャッツアイ 5巻BOX

木更津キャッツアイ 5巻BOX

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2002/06/28
  • メディア: DVD


<キャスト>
岡田准一 櫻井翔 岡田義徳 佐藤隆太 塚本高史
酒井若菜 阿部サダヲ 山口智充  薬師丸ひろ子 古田新太 小日向文世

<脚本>
宮藤官九郎

<プロデューサー>
磯山晶

<演出>
金子文紀 片山修 宮藤官九郎

<主題歌>
嵐「a Day in Our Life」

<概要>
演劇、映画、テレビをまたにかけて活躍する宮藤官九郎が脚本を書き下ろした、破天荒なのにたまらなくリリカルな青春群像劇。
TBS系で2002年1月18日から2002年3月15日、毎週金曜22時から1時間放送していた日本のテレビドラマ。全9回。
当初は実験的なドラマでもあった。1話を野球のゲームに例え、表と裏に分け本編ストーリーの裏で何があったかを巻き戻して説明したり、「30P」という特殊カメラを利用したこと、哀川翔や氣志團などを実名の役で登場させるなど、さまざまな工夫を凝らした。
平均視聴率は10.1%と低迷したが、ビデオ化した後人気が沸騰、DVD販売数が50万セットを超える大ヒット。映画化に繋がった。

<ストーリー>
高校球児のぶっさん(岡田准一)は、末期がんで余命半年の宣告を受ける。残された人生を悔いなく生きるために一大決心したぶっさんは、地元の野球チームのメンバーたちと怪盗団「キャッツアイ」を結成し、夜な夜な世のため人のため、木更津の街に繰り出すのだった…。
ぶっさんの命のタイムリミットという伏線が、暴走的な空騒ぎやハイパーな血なまぐさい抗争までもひたすら叙情的に映す。死について語りながら、みじんの暗さも感じさせない爽快感はこのドラマ最大の魅力。時間の巻き戻しや早送りを効果的に使ったストーリーテリングにも、計算されつくされたうまさが光る。

<まとめ>
この物悲しい雰囲気、このドラマにしか出せない味、とても貴重なものだと思います。
そんな雰囲気の中、毎回疲れるくらいの爆笑を提供してくれるのが素晴らしい。何度見ても笑えるのもすごい。
張り巡らされた複線はとても巧妙で、前のシーンをもう一度見たくなるという魅力もあります。

友情愛、死へのカウントダウン、巧妙なストーリー・・・この一作に膨大な魅力が詰まっています。
明らかにクドカン作品ナンバー1でしょう。

ちょっとぶっさんを長く生かしすぎな感もあったかな、映画も面白かったけどね。ただテレビシリーズが一番面白いと思っていますね。

ぼくが一番いいな~と思うのは、小日向文代の微妙な表情の演技と哀川翔の存在、そして木更津の町です。

みんなも木更津パワーにやられちゃってください、見てないともったいないぞ。

<受賞>
ドラマアカデミー賞
脚本賞 宮藤官九郎
キャスティング賞
監督賞
タイトルバック賞

木更津市市民栄誉賞


踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル [フジテレビ系]

踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル 完全版

踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル 完全版

  • 出版社/メーカー: フジテレビ
  • 発売日: 2001/01/17
  • メディア: DVD


<キャスト>
織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 水野美紀 ユースケ・サンタマリア いかりや長介
筧利夫 北村総一朗 斉藤暁 小野武彦 佐戸井けん太
稲垣吾郎 広末涼子 伊藤英明 仲間由紀恵 原沙知絵 六平直政

<脚本>
君塚良一

<演出>
本広克行

<主題歌>
「LOVE SOMEBODY」 織田裕二

<概要>
警察署を舞台に、刑事や警察署の日常をコミカルに描いた異色刑事ドラマ踊る大捜査線のスペシャル版第1弾。SMAPの稲垣吾郎が犯人役、広末涼子が不良少女役でゲスト出演。
1997年12月30日に放送、視聴率は25.4%。

<ストーリー>
テレビシリーズ最終回で派出所勤務となった青島巡査部長(織田裕二)が、再び湾岸署へと配属されるところから、物語は始まる。年末、湾岸署は歳末特別警戒態勢にあって、全署員が右往左往。帰ってきた青島はどこの課にも受入れを拒まれ、たらい回しに。そんななか、管轄内で起こった小さな傷害事件を独自に追うが、同時に殺人事件も発生する。本庁からはキャリア室井(柳葉敏郎)に代わって、さらに上下の差別化を推し進める考えの持ち主である新城(筧利夫)がやってくる。

<まとめ>
なぜテレビシリーズより先にこのSPをレビューするのかというと、今日の昼にやっていたからです。
小さな事件が大きな事件にリンクしている、という作り方はよくドラマや映画に使われるけど「踊る」はそれが最もうまく作られている作品の一つです。
特にこの歳末スペシャルはその中でもピカイチの出来。シリーズの最高傑作だと思います。

配役の妙もあります、シリーズおなじみのキャラクターもシリーズの中でもっとも個性が発揮されている。そして犯人役の稲垣吾郎も最高です。
ゴローちゃんあんまり最近ドラマで見ないけど、こういう悪役で使えばいいのに。最近のゴローちゃんには鋭さが全くないから無理か・・・

相変わらずテンポはいいです、2時間でおなかいっぱい。クライマックスにかけての盛り上がりも最高です。
湾岸署すべての人物が魅力的、こんな人たちばっかりだったら警察になりたいなと本当に思ってしまいます。

見た人は多いでしょうがオススメです、何度も言いますが踊るの中で最高傑作だと思います。

あるHPで最後の拍手がいただけないというのを見た事がありますが、その通り。アレだけちょっと惜しい。
大団円的な終わりかたってなんか冷めるよね。
同じ刑事モノ「ダブルスコア」は本編も面白くなかったけど、最後みんなで握手シーンが最も最悪だったのを思い出しました。


恋の片道切符 [日本テレビ系]

恋の片道切符 4巻セット

恋の片道切符 4巻セット

  • 出版社/メーカー: VAP
  • 発売日: 1998/03/18
  • メディア: ビデオ


<キャスト>
江角マキコ 稲垣吾郎 内藤剛志 高島礼子 辺見えみり 羽場裕一

<脚本>
藤本由紀 いとう斗士八 井上祥一

<演出>
猪股隆一 大平太 長沼誠

<主題歌>
「モンタージュ」槇原敬之

<概要>
1997年10月15日から12月17日まで水曜夜10時に日本テレビ系で放送されたテレビドラマ。全10回放送。平均視聴率は14.1パーセント。
江角マキコが一人二役に挑戦、人目や世間の常識にとらわれず、ただ純粋に恋に仕事に生きようとするヒロインのひたむきな姿を描く。稲垣吾郎が恋の相手をコミカルに熱演した。

<ストーリー>
南崎鳴海(江角マキコ)は明るく元気な29歳。高校卒業後、海外生活をしてきたが、双子の姉・晴海(江角マキコ・二役)の結婚話を機に突然帰国してきた。帰国のもうひとつの目的は、リオデジャネイロで知り合った日本人の恋人と東京で雑貨屋を開くこと。ところが、その彼は鳴海から200万円の開業資金を受け取ると行方をくらます。だまされたことを知り、大ショックの鳴海だが。
鳴海が、真実の恋にたどり着くまでを描くラブ・コメ。

<まとめ>
僕は大好きですよ、このドラマ。
別になんてことないドラマ。ただなんとなく見ていて安心感があるんですよね。
ストーリーはベタな恋愛モノ、つかず離れずの物語。ただそのベタベタな感じは21世紀のドラマが20世紀に忘れてきたものなのかもしれませんね。
ありがちなもの、わかりきっているもの、しかしそれが何か安心する。最近の風潮「マンガ原作を作れば安心」の安心とは大きく意味が異なります。
心の底からホッとする安心感、最近のドラマには少ないかな。

別に何がいいかなんて人それぞれだけどね、マンガ原作にも良さはたくさんあるし。ただ僕はこのドラマはとっても大好きでした。

最初は安定的な話、ただ後半にかけて物語が少しずつシリアスになっていく。その作り方にも惹きつかれました。

僕の「ドラマベタ論」に賛成してくれる人には是非とも見ていただきたいけど、TSUTAYAに行ってもゲオに行ってもこのドラマが置いてある場所を見たことがありません。
もし見つけた方はご一報ください、僕も見たいんです!

槇原敬之の「モンタージュ」は最高の歌です、これはどこでも借りられるので聴いてください。


プロポーズ大作戦 [フジテレビ系]

プロポーズ大作戦 DVD-BOX

プロポーズ大作戦 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: Victor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • 発売日: 2007/12/07
  • メディア: DVD


<キャスト>
山下智久 長澤まさみ 榮倉奈々 平岡祐太 濱田岳 藤木直人 三上博史

<脚本>
金子茂樹

<演出>
成田岳 加藤裕将 初山恭洋

<主題歌>
桑田佳祐「明日晴れるかな」

<概要>
2007年4月16日から2007年6月25日までフジテレビで月曜日の午後9時に放送されたテレビドラマ。月9ドラマとしては『トップキャスター』以来の原作無しのオリジナルドラマとなる。平均視聴率17.3%。

<ストーリー>
岩瀬健(山下智久)は恋に不器用で、大好きだった幼馴染みの吉田礼(長澤まさみ)に告白できないまま、礼と恋人・多田(藤木直人)の結婚式に出席することになってしまった。自分と礼が写っているスライド写真を眺め、健は「ちゃんと告白していれば、自分が礼と結婚できたかもしれないのに……」と激しく後悔する。そこへ、時間を操れるという英国紳士風の妖精(三上博史)が現れ、食べ物と交換に、願いを叶えてくれると申し出る。そして健は、妖精の掛け声とともに過去へタイムスリップ。礼とのハッピーエンドを目指して奮闘する。

<まとめ>
人生そううまくいくものでもない・・・
今までの恋愛ドラマ、特に月9のような王道は「いろいろあるが最終話に向けて徐々に希望や明るさが見えてくる」という話がほとんど。
ただこのドラマは最終回に向かうにつれ徐々に恋愛の難しさ、好きという2文字を伝える難しさや苦しさが増していく。そのような点がかなりうまく描かれています。
いままでのドラマに比べると、かなり共感が持てるテーマでした。

微妙に動き続ける心、残り少ない時間、友情と愛情・・・・様々なことが絶妙に交じり合い物語は最終話に向けて大盛り上がりを見せました。
伝えそうで伝えられないいじらしい演技、決して達者とはいえないけど山ピーの演技は絶品でした。長澤まさみは貫禄。榮倉奈々はあまり好きではなかったけど存在感はたいしたもの。平岡祐太はドラマには欠かせない名脇役になり、濱田岳は今後がとても楽しみです。そしてやはり三上博史はドラマの雰囲気を締めました。
ナイスな配役です、脱帽。

だれでもこの主人公のような気持ちになったことはあるはずです、すべての人に見てもらいたい作品。

ドラマでしか再現できないストーリー、ドラマでしか味わえない魅力、心を埋めてくれる暖かい気持ち。「プロポーズ大作戦」に本当に感謝します。
人生22年目、最高のドラマです。

<ドラマアカデミー賞>
最優秀作品賞
ドラマソング賞
ザテレビジョン特別賞


アテンションプリーズ (2006年版ドラマ) [フジテレビ系]

アテンションプリーズ DVD-BOX

アテンションプリーズ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2006/10/18
  • メディア: DVD


<キャスト>
上戸彩 錦戸亮 相武紗季 小泉孝太郎 井上順 小日向文世 真矢みき

<脚本>
後藤法子 永田優子

<演出>
植田泰史 城宝秀則 北川学

<主題歌>
木村カエラ「OH PRETTY WOMAN」

<概要>
2006年4月18日~6月27日にフジテレビ系列で火曜21:00~21:54に放送。全11回。ひょんなことからキャビンアテンダントを目指すことになった少女・美咲洋子(上戸彩)の成長を描いたもので、洋子と心を通わせていく航空整備士・中原翔太役には錦戸亮(NEWS/関ジャニ∞)が配されている。元気いっぱいでカラッとした上戸の演技は、主人公のイメージそのもの。元祖「アテンションプリーズ」を現在風にアレンジしたリメイク版。前作同様に日本航空の協力を得て制作されているため、エキストラとして現役のキャビンアテンダントが多数出演している。

<物語>
主人公・美咲洋子は、幼い頃から男に囲まれた環境で育ったため、女性らしさは微塵の無いが、かっこいい女の子。そんなボーイッシュで破天荒な現代っ子の洋子が、ひょんなことから意地を張り、全く柄でもない男性陣憧れの存在キャビンアテンダントを目指し、大空のステージを目指すことになる。
なんとかCA訓練生にまでたどり着いたものの、ハイヒールも履いたことがない彼女にとって訓練生の研修はまさに異次元の世界。その強い個性ゆえに、厳しい教官やクセのある同期生との間にさまざまな事件を巻き起こしてしまう。果たして洋子はキャビンアテンダントになれるのか!?

<まとめ>
最初の何話かは美咲洋子のキャラクターが幼稚すぎて見るに絶えない内容でした。マンガが原作だけどあまりにもマンガすぎて好きじゃなかった。
しかし洋子が成長して行き、辛酸も味わい、CAとしてまともになっていくと物語にメリハリがついてきて、とても引き込まれました。途中から面白さはうなぎのぼり!

錦戸くんの淡々とした演技もなかなかグッド。しかし一番は小日向文代、優しい口調の中にも厳しさや重さがあふれていて物語を引き締めています、存在感はピカイチ。
他の出演者もよかった、みんなが成長するさまを見ているととてもすがすがしい気分になりました。ただ小泉孝太郎は軽薄な役は似合わないかな・・・

しかし物語と関係ないところでゲストとしてはやりのお笑い芸人や著名人をチョイ役として出すのは、物語の雰囲気を壊してなんか萎えるのでやめてほしいかな。

最初の何話かは、あまりストーリーを気に入らない人もいると思うけど我慢して見て欲しいです。途中から面白いと感じられるようになるかもしれません。がんばって見よう!

<ドラマアカデミー賞>
タイトルバック賞


フレンズ (日韓合作ドラマ) [TBS系]

フレンズ ― メモリアル・ボックス

フレンズ ― メモリアル・ボックス

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/05/24
  • メディア: DVD



<脚本>
岡田惠和 ファン・ソニョン

<演出>
土井裕泰 ハン・チョルス

<キャスト>
深田恭子 ウォンビン 矢田亜希子 小澤征悦 戸田菜穂 竹下景子 イ・ドンゴン ハン・ヘジン

<概要>
2002年2月4日、5日二夜連続で放送された、韓国文化放送と東京放送が共同で製作した日本・韓国合作テレビドラマである。
韓国のキムタクこと人気俳優ウォンビン、演技派アイドル深田恭子共演による日韓合作ドラマ。日韓の脚本家が前編・後編を書き分け、日韓で同時放送という新しい試みがなされた記念碑的な作品。

<ストーリー>
OLの浅井智子は同僚の山岸裕子と香港へ旅行へ行くが、裕子の用事で智子だけが取り残される。そこで智子はひったくりにあってしまい、犯人と勘違いした韓国人のキム・ジフンに出会う。出会いは最悪だったが、ジフンの趣味であるという映画撮影に協力することになり、次第に仲が良くなっていく。
夢を語り合い、互いに惹かれていく2人だが、ジフンの兵役、家族観の違い、両親の反対など、さまざまな壁に阻まれてしまう。離れ離れになっても想いを育てていく2人。ジフンが智子をモデルに撮影した映像が、やがて彼らの夢をつないでいく…。

<まとめ>
韓国ドラマが日本に入ってくるパイオニア的な存在だと思います。韓国の情景、スピーディーな展開、ウォンビンの魅力・・・ 韓国ドラマって割といいなという印象だった記憶があります。
未だに韓国ドラマの中ではナンバー1のできだと感じています。

やな感じで出会って→意識し始めて→でもなんかやな女が絡んで→別れる時が来て→何年後かにまたで会って→なんだかんだあって→ハッピーエンド
というべたべたのストーリーですが・・・  これが最高! ベタが最も心地よい

という事で韓国ドラマが好きな人はもちろんのこと、多くの人に見て欲しい作品です。
韓国ドラマはちょっと・・・と思っている人に最も見て欲しい。認識が変わると思います。

ただキャストの少なさは多少気になるとこでしたが・・・


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