プロポーズ大作戦 [フジテレビ系]
<キャスト>
山下智久 長澤まさみ 榮倉奈々 平岡祐太 濱田岳 藤木直人 三上博史
<脚本>
金子茂樹
<演出>
成田岳 加藤裕将 初山恭洋
<主題歌>
桑田佳祐「明日晴れるかな」
<概要>
2007年4月16日から2007年6月25日までフジテレビで月曜日の午後9時に放送されたテレビドラマ。月9ドラマとしては『トップキャスター』以来の原作無しのオリジナルドラマとなる。平均視聴率17.3%。
<ストーリー>
岩瀬健(山下智久)は恋に不器用で、大好きだった幼馴染みの吉田礼(長澤まさみ)に告白できないまま、礼と恋人・多田(藤木直人)の結婚式に出席することになってしまった。自分と礼が写っているスライド写真を眺め、健は「ちゃんと告白していれば、自分が礼と結婚できたかもしれないのに……」と激しく後悔する。そこへ、時間を操れるという英国紳士風の妖精(三上博史)が現れ、食べ物と交換に、願いを叶えてくれると申し出る。そして健は、妖精の掛け声とともに過去へタイムスリップ。礼とのハッピーエンドを目指して奮闘する。
<まとめ>
人生そううまくいくものでもない・・・
今までの恋愛ドラマ、特に月9のような王道は「いろいろあるが最終話に向けて徐々に希望や明るさが見えてくる」という話がほとんど。
ただこのドラマは最終回に向かうにつれ徐々に恋愛の難しさ、好きという2文字を伝える難しさや苦しさが増していく。そのような点がかなりうまく描かれています。
いままでのドラマに比べると、かなり共感が持てるテーマでした。
微妙に動き続ける心、残り少ない時間、友情と愛情・・・・様々なことが絶妙に交じり合い物語は最終話に向けて大盛り上がりを見せました。
伝えそうで伝えられないいじらしい演技、決して達者とはいえないけど山ピーの演技は絶品でした。長澤まさみは貫禄。榮倉奈々はあまり好きではなかったけど存在感はたいしたもの。平岡祐太はドラマには欠かせない名脇役になり、濱田岳は今後がとても楽しみです。そしてやはり三上博史はドラマの雰囲気を締めました。
ナイスな配役です、脱帽。
だれでもこの主人公のような気持ちになったことはあるはずです、すべての人に見てもらいたい作品。
ドラマでしか再現できないストーリー、ドラマでしか味わえない魅力、心を埋めてくれる暖かい気持ち。「プロポーズ大作戦」に本当に感謝します。
人生22年目、最高のドラマです。
<ドラマアカデミー賞>
最優秀作品賞
ドラマソング賞
ザテレビジョン特別賞
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