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H2~君といた日々 [TBS系]

H2 ~君といた日々 DVD-BOX

H2 ~君といた日々 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/06/10
  • メディア: DVD


<原作>
あだち充

<脚本>
関えり香

<演出>
堤幸彦

<主題歌>
『over...』K

<キャスト>
山田孝之 石原さとみ 田中幸太朗 市川由衣 中尾明慶 七瀬なつみ 杉本哲太 竜雷太

<概要>
TBS系列で2005年1月13日~2005年3月24日に放送された漫画作品『H2』を原作とするテレビドラマ。監督は堤幸彦。番組では実際の春・夏の全国大会でも使用する阪神甲子園球場でのロケーションも実施した。平均視聴率11.7%。

<ストーリー>
中学時代、エースピッチャーだった国見比呂(山田孝之)は、医師から「ガラスの肘」と診断され、野球を断念。あえて野球部のない私立千川高校に進み、サッカー部に入部する。しかし、あるきっかけで再び野球への情熱に火がつき、古賀春華(石原さとみ)がマネージャーをつとめる、野球同好会に入る。そして、奇しくも野球名門校、明和第一高校に進んだライバル・橘 英雄(田中幸太郎)と試合することになる。そんな二人を見守る英雄のガールフレンド・雨宮ひかり(市川由衣)。一方春華は野球一筋の比呂が次第に気になる存在になっていく…。甲子園に夢をかける高校生の情熱と恋のストーリー。

<まとめ>
ドラマとしては、少し作りが甘くてチープな印象があったけど面白かったですよ。ただH2が好きな人は納得行かない部分が多かったんじゃないですかね?長いストーリーを11話にまとめるからしょうがないけど展開が速すぎ、軽すぎだし。
あだち充好きの友達が言っていたのですが。「あだち充の良さは、暗いストーリーを暗く感じさせないところ」だそう、僕も漫画読んでそれは感じました。その点ラストに向かうクライマックスはちょっと影を落としすぎた気がします。
青春モノとしてはウォーターボーイズには勝てず! かな

キャスト、山田くんの存在感はさすが。石原さとみは素直にかわいい。中尾くんはH2のマンガから出てきたみたいにはまり役。ひかりの両親、七瀬なつみと杉本哲太はとても雰囲気が出て良かったです。
ただ英雄の田中幸太郎は少し地味だったかな。

そんな中、貫地谷しほりはかなりはまり役でよかったです。

はまれる人とはまれない人がわかれると思う。なんか雰囲気に馴染めない人も多いかも。面白かったけど万人受けするとは思わない。
原作が好きな人はまあ見て欲しいかな。


第53回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 [ドラマアカデミー賞]

ちょっと古いですがドラマアカデミー賞についても書いていきたいと思います。

<最優秀作品賞>
「プロポーズ大作戦」

山下&長澤の最高に旬なコンビが光った青春ラブストーリー。主人公・健(山下)が、別の男性と結婚してしまう幼なじみの礼(長澤)を振り向かせるため、タイムスリップし過去をやり直そうとする姿をじれったさたっぷりに描いた。大胆なファンタジー設定でありながら、魅力的なキャストで青春の甘酸っぱさを表現し、視聴者の共感を集めた。

<主演男優賞>
松本潤 「バンビ~ノ!」日本テレビ系

イタリア料理人をめざすまっすぐな青年・バンビこと伴省吾役で新境地開拓! 挫折の悔し涙、料理への情熱、充実した仕事への喜びなど、多感で喜怒哀楽の激しい主人公の自意識を、終始キラキラとした瞳で鮮やかに表現した。素朴な博多弁で愛らしさ倍増。

<主演女優賞>
菅野美穂 「わたしたちの教科書」フジ系

少女・明日香の転落死をきっかけに、中学校に潜むいじめに切り込んでいく弁護士・珠子役。無愛想で鉄面皮だが、計り知れぬ情念を秘めたキャラをていねいに演じ、さすがの安定感を感じさせた。特に、冷静さを保ったまま憤りを表現する目の芝居は圧巻

<助演男優賞>
北村一輝 「バンビ~ノ!」日本テレビ系

「バッカナーレ」の給仕長・与那嶺役。伴をサポートする温かい笑顔も、ラテンな接客も成熟した魅力たっぷりで、荒削りな主人公を効果的に引き立てた。桑原(佐々木蔵之介)、美幸(内田有紀)と語り合う場面も、含蓄ある言葉をさりげなくキメて大人のシーンに仕上げた。

<助演女優賞>
大後寿々花 「セクシーボイス アンド ロボ」日本テレビ系

ロボ(松山ケンイチ)と組んで難事件を解決する中学2年生・ニコ役。正義感が強いが、どこか世の中を斜めに見ている少女の微妙な心理を、ウルウルの目で的確に表現。木皿脚本の醍醐味とも言えるモノローグも、14歳とは思えない繊細な声の演技でこなした。

<脚本賞>
坂元裕二 「わたしたちの教科書」フジ系

いじめという重いテーマを軸に、誰もが自分なりの正義を持っていることを重厚に表現。1話完結のライトな連ドラが多い中、効果的な伏線と衝撃的などんでん返しの連続で最後まで視聴者を引き付けた。

<監督賞>
大谷太郎ほか 「バンビ~ノ!」日本テレビ系

とがった映像で魅せた「ライアーゲーム」との激戦を制し、スピード感あふれる厨房シーンが印象的だった「バンビ~ノ!」が受賞。1話の中に数回サブタイトルを入れる試みも、物語にメリハリを持たせた。

<ドラマソング賞>
「明日晴れるかな」桑田佳祐 「プロポーズ大作戦」フジ系

作中で描かれた、青春のきらめきや過ぎた日々へのほろ苦い思いにピッタリとはまる、壮大なバラード。健を応援するかのような美しい歌詞も胸を打った。タイトルバックでは桑田本人がキャストとともに登場し、オーケストラバックでの演奏を披露した。

<ザテレビジョン特別賞>
スピンオフドラマ 「バンビ~ノ!」日本テレビ系/「プロポーズ大作戦」フジ系

ほっしゃん。や真木よう子を新人賞に推す声も多かったが、スピンオフの試みを成功させた2作に栄冠。「バンビ~ノ!」は、公式HPでミニドラマを配信。本編同様に岡田惠和が脚本を手がけ、再生数が100万回を超えた。「プロポーズ大作戦」は、ツルとエリの物語を「プロポーズ小作戦」と題し携帯で配信。DVDに特典映像として収録される予定だ。


<まとめ>
今回はやはり「プロポーズ大作戦」だったな。恋愛のじれったさ、青春時代の楽しさやそれに反したはかなさが素晴らしく描かれていました。正直久しぶりに最高のドラマに出会ったと思うし涙するシーンも多かった。5年に一度の名作です。ドラマソング賞の「明日晴れるかな」も最高でした。

後は「バンビーノ」が頑張っています。最初の3話くらいしか見ていないけど、ビデオが出たら借りてみようと思います。

最近はいじめをテーマにしたドラマが乱立、ちょっと多すぎと思っていたので「私たちの教科書」は見ませんでした。しかし結果を見ると、いじめを丁寧に描き真正面からぶつかっていたドラマだったそう。ちょっとチェックしとこう。

「セクシーボイス・・」は時々しか見ていなかったけど助演女優賞の大後寿々花は確かに中学生とは思えない存在感や魅力がありました。期待の若手、大きな女優になる雰囲気はあります。

そして「踊る大捜査線」で一躍有名になった言葉スピンオフ。今回も二つのドラマで展開されました。webや携帯配信、ドラマの新しい形として今後も目が離せませんね。

まあしかし今回は「プロポーズ大作戦」でしょ。超オススメドラマです。すべての人に見てもらいたい。
ドラマ氷河期といわれた時代はだんだん過ぎて行き、氷も溶けてきました。このような奇をてらうことのない何か懐かしい香りのする王道ドラマ、原点に立ち戻れば必ず視聴者はついてくるでしょう。

今後のドラマの行方、大いに楽しみ。ただ原作ものの多さには正直ウンザリです。


トキオ 父への伝言 [NHK]

トキオ 父への伝言

トキオ 父への伝言

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2005/04/22
  • メディア: DVD


<キャスト>
国分太一 櫻井翔 富田靖子 保田圭 伊武雅刀 片岡鶴太郎 風吹ジュン 大河内奈々子

<原作>
東野圭吾

<脚本>
福田靖

<概要>
2004年8月30日から9月30日までNHK夜の連続ドラマ(23時)の枠で放送されていたドラマである。全20回。東野圭吾原作のSFファンタジー小説を映像化した。

<ストーリー>
2004年から25年前に当たる1979年にタイムスリップした拓実(TOKIO・国分太一)の息子・トキオ(嵐・櫻井翔)が、25年前の拓実の恋人であった千鶴(富田靖子)を探し、列島縦断の旅に出て、25年前の拓実とトキオが共に1979年の世界で生活をしていきながら、25年前の拓実の成長していく姿を描く。

<まとめ>
東野圭吾原作は映像化しにくいとよく言われますが、このドラマは原作に忠実でとても良くできていました。まあ東野作品の中でも比較的映像にしやすいものだったでしょうがね。
主人公拓実の成長の描き方は単純だったけどそれがよさでもあったし、分かりやすかった。15分ドラマはこれくらいテンポが良くないとまどろっこしいね。NHKはそこのところが良く分かっていたみたいですね。この時間枠のドラマではダントツの面白さだと思います。
俳優陣もなかなか、地味ながら良かったです。国分太一の演技ってなんか好きなんだよね、NHK良く使うよね国分。でもトキオにTOKIOが出ているのはNHKなりのしゃれだったのだろうか?

オススメです、よくTSUTAYAにおいてあるので興味があったら借りてみてください。東野圭吾好きになるかもしれませんよ。


HAPPY SALVAGE~ハッピーサルベージ~ [テレビ朝日系]

HAPPY SALVAGE~ハッピーサルベージ~(1)

HAPPY SALVAGE~ハッピーサルベージ~(1)

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2000/09/21
  • メディア: DVD


<キャスト>
中島礼香 伊藤絵理香 宮川由起子 佐藤江梨子 乙葉

<演出>
足立内仁章

<概要>
2000年4月にテレビ朝日系深夜枠(金曜日26:09-26:39)で放映されたドラマ。グラビアアイドルの出演による青春ドラマである。このドラマはWeb・iモードなどと連動した新コンテンツを展開していて当時とても画期的なものだった。

<ストーリー>
「セント・マーチンズ女学院」に通う七海マリナ(中島礼香)は、クラスメートの相馬里美(宮川由起子)、 吉野ミキ(伊藤絵理香)と仲良く水泳部に所属している。マリナは世界の海を飛び回る父親によって 学院の寮に預けられたのだが、初恋の相手である3歳年上の従兄・ワタル(大山 健)との再会をずっと 夢見ていた。実は10年前、7歳のマリナはオーストラリアのココナツビーチで「大人になったらマリナを迎えにいく」と ワタルから約束の証、ブルーム真珠のペンダントを手渡されていたのだ。以来、マリナはワタルへの恋心を 募らせ、ペンダントをいつも大切に身につけていた。そんなある日、10年間音沙汰のなかった父親から突然マリナの元に小包が届く。消印はオーストラリア。 中にはバレッタ(髪どめ)と「肌身はなさず持っていてくれ」というメッセージが…。マリナは父親の突然の贈り物 に戸惑うばかり。だが、ミステリ好きのミキはそのバレッタの紋様が3年前、与那国島の海底遺跡から見つかったものと似ていることに真っ先に気がつく。

<まとめ>
半分はドラマ、半分はグラビアアイドルのイメージビデオといった感じのドラマ。当時中学3年生だった僕はアイドルの水着姿見たさに眠い目をこすりながら夜中の2時まで起きてこれを見ていたらしい。
こんな深夜にやっていて、出演はほとんどグラビアアイドル、演技もままならなかった印象は残っています。しかしそれに反して面白かったという印象が強いです。
ストーリーはベタ・青春、それが僕の心を刺したのでしょう。大好きな二大要素です。チープでしたが頑張って作っている感じしました。

サトエリが出ていた事は強く印象に残っています、中でも存在感は圧倒的でした。今残ってるのこの人くらいだし・・・・

別にオススメはしませんよ。こんなビデオやDVD探しても見つからないんだから。ただもしこのblogを見た後、TSUTAYAやGEOでこれを奇跡的に見つけたら、何かの縁と思って借りてみてください。そして何処にあったか僕に教えてください。

昔は割とよくあった深夜1時、2時台のドラマ。フジとテレ朝で多かったけど。最近めっきりなくなったね。
なんかチープだけど好きだったのにな。透明少女エアとか・・・


HERO [フジテレビ系]

HERO 第1巻

HERO 第1巻

  • 出版社/メーカー: フジテレビ
  • 発売日: 2001/07/25
  • メディア: DVD


<キャスト>
木村拓哉 松たか子 大塚寧々 阿部寛 八嶋智人 勝村政信 小日向文世 角野卓造 児玉清

<脚本>
福田靖

<演出>
鈴木雅之

<概要>
フジテレビ系列月9枠で、2001年1月8日~3月19日に放送されたテレビドラマである。放送時間は月曜日21:00~21:54。全11話。
主役の木村拓哉演じる型破りな検事が真実を追う姿は、多くの人々の共感を呼び、視聴率が全話30%超を記録した。これは当時の大ヒットドラマとされた。フジテレビ連続ドラマ平均視聴率第1位、最高視聴率第2位。民放ドラマ平均視聴率第2位の記録を有する

<ストーリー>
見た目は非常識だが正義感の強い検事(木村拓哉)と、見た目はまじめだがどこか非常識な検察事務官(松たか子)のコンビの捜査活動を、同僚検事たちの巻き起こすコメディを交えて描く。

<まとめ>
映画も見に行ったところで記念にレビュー。
ドラマは時代を映し出すものだと私は考えています。したがって昔のドラマは「古く」感じてしまうことが多いです。そのときの流行とかさ。特に恋愛ドラマはそれが如実に出るかな、恋愛の形はその時代風潮が色濃く出てしまうものだから。
それに反して職業モノは、昔も今も本質は変わらないものが多いです。その点の強みはあるかもしれないけどこのドラマは本当にいつ見ても変わらない面白さがあります。
キャスティング演出、もちろん脚本も面白い。人を惹きつける魅力がたくさんつまった最高のドラマの一つです。

このドラマあたりから脇役の重要性が強く認識されました、そのくらい城西支部の人たちが輝いています。
テンポ、ハラハラ、どこをとっても最高の作品です。

一番思うことは、「このドラマの世界に入ってみたい、このようなキャラクターと会ってみたい」と思わせることです。そのような魅力はドラマが我々に与えてくれる最も基本的で、最も素晴らしいものだと思っています。ただ最近その魅力がつまったドラマは減ってきている気がします、ちょっとさびしいな。

最高に素晴らしい作品、劇中音楽も素晴らしい。すべての人に見てもらいたいドラマです。映画も面白かったよ。

<ドラマアカデミー賞>
最優秀作品賞
主演男優賞 木村拓哉
ベストドレッサー賞 木村拓哉
キャスティング賞
監督賞

第38回ギャラクシー選奨
第26回エランドール賞(作品部門、プロデューサー部門)
テレビライフ(学研)ドラマ大賞


Sweet Season [TBS系]

SWEET SEASON(4枚組BOX)

SWEET SEASON(4枚組BOX)

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2002/09/19
  • メディア: DVD

<キャスト>
松嶋菜々子 椎名桔平 とよた真帆 袴田吉彦 矢田亜希子 市毛良枝 蟹江敬三

<脚本>
青柳祐美子

<演出>
福澤克雄

<概要>
1998年1月15日~3月26日にTBSで放送されたテレビドラマである。放送時間は木曜22:00~22:54。松嶋菜々子の民放連続ドラマ初主演作だが、平均視聴率は12.1%と低迷していた。また、松嶋、矢田、市毛の3人は2000年の連続ドラマ「やまとなでしこ」でも共演した。

<ストーリー>
大手旅行代理店勤務の真尋は同僚の豊と付き合っていたが、仕事熱心な課長・明良に惹かれていく。しかし、明良には大学時代から付き合って結婚した妻・千香子がいた。幼い頃、父・真也が浮気したことが関係して兄が死んでしまい、真尋に対して父と母・哉也子が埋め合わせをするかのように妹・由真が生まれた。そんな母を軽蔑し、父には嫌悪感を抱いていた真尋。まさか自分が明良と不倫関係にろうとは思ってもいなかったが、より深みにはまっていく。2人で会えるのは旅行の時だけだが、その宿泊先が、なんと父・真也の会社の研修旅行の宿と一緒だった…。

<まとめ>
全体的におも~い、くら~い空気が流れているドラマです。救いようのない話の中で野際陽子の存在は唯一の救い、ドラマの雰囲気を寸前で助けている素晴らしい役です。
大掛かりな昼ドラの様な雰囲気、ドロドロが好きな人にはオススメですが。この重苦しさは耐えられない人が多いでしょうね。
ただこのドラマは好きです、舞台が横浜だから。横浜の“横浜らしい部分”がとても美しく、印象的な撮影で描かれています。横浜に住んでいる人は一度くらい見てもいいかもしれません。主題歌、サザンオールスターズの「LOVE AFFAIR ~秘密のデート~」はとても物語を盛り上げています。

<ドラマアカデミー賞>
撮影賞
タイトルバック賞


ぼくが地球を救う [TBS系]

ぼくが地球を救う DVD-BOX

ぼくが地球を救う DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • 発売日: 2004/04/29
  • メディア: DVD


<キャスト>
内村光良 真中瞳 古田新太 金子昇 堀内健 江守徹 哀川翔

<脚本>
中園ミホ

<演出>
片山修

<概要>
2002年7月~9月にTBS系列で木曜22:00~22:54に放送されたウッチャンナンチャンの内村光良主演のテレビドラマ。全11回。平均視聴率は9.7%とふるわなかった。

<ストーリー>
丸の内物産 経理部第7管理課(通称ナナカン)に所属するサラリーマン足立友作(内村光良)は階段から転落、危篤状態に陥る。
意識を取り戻した友作は階段から落ちた後、(危篤状態だった時間と同じ)57分間だけ他人の心の声が聞こえる能力を手に入れていた。この能力が気弱でうだつのあがらない友作と周りの人々、そして地球の運命さえも変えていく・・・。

<まとめ>
視聴率を見ても分かるようにかなり地味なドラマでした。ただ一話完結の物語自体の作りはしっかりしていて、毎回見た後は痛快でスッキリする展開が多かったです。
57分だけ心の声を聞くことができるという地味さもなかなか良く、ウッチャンのようなこういう地味な役ができる俳優さんは少ないと思います。
周りを固める俳優がもっと達者な人たちだったらもっと盛り上がったと思うんだけど。ヒロイン役の真中瞳が弱すぎる。その他の脇役のキャラクター作りも安易で弱い、そこがとても惜しかった。同じオフィス、一話完結の『天国に一番近い男』との差はそこだと思います。

夜中に再放送で見る分にはいいかもしれないけど、ビデオ借りてみるほどではないかなと思いますね。


L×I×V×E [TBS系]

L×I×V×E‾ライブ (1)

L×I×V×E‾ライブ (1)

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1999/08/16
  • メディア: ビデオ



L×I×V×E

<キャスト>
今井絵理子 新垣仁絵 小橋賢児 藤原竜也 内山理名 竜雷太

<脚本>
信本敬子

<演出>
生野慈朗

<概要>
1999年4月9日から6月25日までTBSで毎週金曜日21:00~21:54にかけて放送されていたテレビドラマである。全12話。神奈川県横須賀市にある私立高校の吹奏楽部を舞台にした学園ドラマである。
ダブル主演の今井絵理子・新垣仁絵は、1990年代後半に高い人気を誇ったSPEEDのメンバーであった。そして、内山理名・星野真里・藤原竜也、国仲涼子、柴咲コウなど、現在では数々のテレビドラマや映画などで活躍するメジャーな俳優やタレントが多数出演していた。

<ストーリー>
春・4月・新学期、高校2年生になる坂口美咲は、父親の故郷である神奈川県横須賀市の私立横須賀向陽高等学校に転校してきた。美咲は吹奏楽部に入ろうとしていたが、部員が少なく、校歌もろくに演奏できない有様。新入生が一人も入部しなかったら廃部になるという事態だった。生徒会からも部費の無駄使いだと睨まれている。廃部寸前の吹奏楽部復活のため、残り少ない部員達で情熱を燃やす姿を描いていく。

<まとめ>
この当時輝いていたスピードの二人をダブル主演させたのは思い切ったが、まさかあんなに演技が下手だったとは・・・世間的には失敗とされている作品です。
ただ僕はこのドラマ大好きです、青春モノが好きなんですよ。でもウォーターボーイズよりもマンガっぽくなく、青春を意外と素直に描いているかなと思います。ひとしおに脇を固める若手俳優の力でもあったのかな。
流れている時間のゆっくりさが大好きな作品でした。横須賀の町も美しく描かれているし。

スピードの演技には目をつぶって見て下さい、こんな学生生活がしたかったな・・・


世紀末の詩 [日本テレビ系]

世紀末の詩~The Last Song~ VOL.1

世紀末の詩~The Last Song~ VOL.1

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1999/02/05
  • メディア: ビデオ

<キャスト>
竹野内豊 山崎努 坂井真紀 木村佳乃 松本莉緒

<脚本>
野島伸司

<演出>
細野英延

<概要>
1998年10月14日から1998年12月23日まで日本テレビ系で放送された連続テレビドラマ。全11話で、各話一話完結。これまでの野島作品と比べ、過激な展開は鳴りを潜め一見地味な作風であった上、第1話の展開の突飛さに代表される寓話的内容、竹野内豊のこれまでのイメージを覆す演技に引いた視聴者もおり、平均14.6%、最高18.7%(第1話)と視聴率は振るわなかった。それでも、かつて「視聴率男」とも呼ばれた野島伸司が、視聴率を無理に意識する事なく、「愛とは何か」を問い続ける主人公達の姿を丁寧に書いていったとの評価があり、野島作品の中でも根強い人気を持つ作品。

<ストーリー>
結婚式の場で婚約者に駆け落ちされた野亜と、学長選挙に1票差で敗れた大学教授の百瀬。それぞれビルの屋上から飛び降り自殺しようとして出会った二人の姿を子猫のような表情で笑う少女ミア。三人は河南町の廃屋で共同生活を始めた…

<まとめ>
正直言ってよく意味がわからない部分も多いドラマではあります。世界観も不思議な部分が多くてちょっととっつきにくさがあります。
ただ、繰り広げられる話がとてもリアルで重すぎるくらい。愛ってこんなに重いものかと感じてしまいます。ただ野島さんは本気で「愛」について考えたかったのかな、という意気込みも感じられる作品。分かりにくいけどね。
1話完結で各話にゲストが出演し、その人たちがいい味を出してる。第2話『パンドラの箱』の斉藤洋介、第5話『車椅子の恋』の三上博史はとてもいい味を出していてこの2つの話は中でも大好きなものです。
各話最後に出てくる詩もとても深いもので、これだけでも見る価値はあるドラマだと思います。
抽象的な話が大丈夫な人にはオススメできますが。決して大衆受けするドラマではないと思います。

愛とは何か?それは人間が絶えず追い求める問題なのかもしれません。


愛していると言ってくれ [TBS系]

愛していると言ってくれ BOXセット

愛していると言ってくれ BOXセット

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2000/10/18
  • メディア: DVD

<キャスト>
常盤貴子 豊川悦司 岡田浩暉 矢田亜希子 麻生祐未 橋爪功

<脚本>
北川悦吏子

<演出>
生野慈朗

<概要>
TBS系で1995年7月~9月に全12回で放送されたドラマ。放送時間は毎週金曜日の22時からの1時間。最高視聴率は28.1%、平均視聴率は21.3%。初回こそ19%台だったものの、ドラマの評判とともに回を追うごとに上昇し、最終回で28.1%に達して名実ともに大ヒットドラマになった。またこのドラマの放送を期に、若い女性を中心に手話を習う人が増えるなどの社会的影響があった。

<ストーリー>
幼いころに聴覚を失い、母親に捨てられた過去を引きずりながら生きている新進画家と、夢と希望を抱いて劇団に所属している女優の卵との甘くせつないラブストーリー。聴覚障害を持つ画家の榊晃次(豊川悦司)は、溌剌として純粋な紘子(常盤貴子)と運命的な出会いをする。懸命に手話を覚え、思いを伝えようとする紘子の熱い思いに、晃次の閉ざされた心も次第にほぐされていくのだった。

<まとめ>
常盤貴子の主演、北川悦吏子の脚本、王道のラブストーリー。TBSのドラマ黄金期に作られた代表的な作品ですよね。常盤貴子は光っている、豊川悦治もかっこいい。二人ともこのあたりの時期が絶頂だったのかなと思います。新人の矢田亜希子、岡田浩暉など脇を固める人たちもかなりの存在感。

障害があることによっておきてしまうすれ違いはとても切ないもの、恋愛の難しさをうまく描いています。そのくせそれほど暗くない、悲観的でない作りは視聴者である我々を安心させられるもので、そのようなことが大ヒットにつながったのではないかと思います。このドラマの後も様々な障害を題材にしたドラマがたくさん作られましたが、見ていてのさわやかさやゆっくりと美しい時間の流れはこのドラマがやはり一番だと思います。

ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」は名曲、ドラマとの相性は過去最高だと思います。

王道の恋愛作を見るならこのドラマ、はずれはありません。

<ドラマアカデミー賞>
作品賞
主演男優賞 豊川悦司
主演女優賞 常盤貴子
主題歌賞 DREAMS COME TRUE 「LOVE LOVE LOVE」
新人俳優賞 矢田亜希子
ベストドレッサー賞 豊川悦司
脚本賞 北川悦吏子
タイトルバック賞

第33回ギャラクシー賞テレビ部門大賞


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